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Google:欧州から突きつけられた「忘れられる権利」に従うことに..

2014年05月19日 ネズミ1号:略称「T」
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「悪いことをするとGoogleに記録されるよ!」と子供を叱る時代が来るかもしれない!?

techcrunch:原文では、Googleは欧州裁判所で出された個人に関する記事についての検閲について従う姿勢を表明したそうです。今後2週間のうちにまずはドイツ向けにこの件について受付とと検閲できるメカニズムを実装するとの事。現在、著作侵害の削除依頼だけでも週に週百万件あるということですが、今後Googleを返したインターネットは検閲というフィルタのかかったWeb世界として形成されて行くのでは?とちょっと誇張されて問題提起されているようですね。今日は、「忘れられる権利」にかこつけて近い将来親が子供に「悪いことしたらGoogleに記録されるよ!」と叱るようなことが起こるのでは?という視点でデジタル化されてネットワーク化される社会の方向性について考えてみました。


 

 

行き過ぎた自由は実は居心地が悪い!?

基本無料で使えるネットは、データのアップロードから閲覧までもが自由にできるという今までになかった道具だと言えます。

米国などでは確か公の電話帳のようなデータベースサービスなどもあり、あるWeb調査の仕事をしていたときに書かれた記事の執筆者がその道の専門家なのかどうかそのサービスを使って調べたりしたものです。こんなものまで公開されているのかと驚いた記憶もありますが、こうした便利な道具は便利であるが所以にある条件下では凶器となりえる側面を持つのも事実。

殆どの場合はやましい人だとか、羽目を外してしまった人だとかが該当するのでそしょうが、近年更に、さまざまなものがネットワークにつながるようになりつつあるのも事実。いってみればこれからガラス張りのような社会が到来するのでしょうが、個人であってもネットの世界では半公人的なアイデンティティを意識して行動するというモラルが求められる必然が出てくるのも自然な流れなのかもしれません。

「タダほど怖いものはない」と昔の人は良く言ったものである..

無料で個人レベルの情報からちょっとした○○情報でまでもがWebマガジンや、記事のアーカイブサービス、TwitterやFacebookなどのSNS上などにアーカイブ化されている事実..例えば..若い時分の恥ずかしい発言や投稿までもが包み隠されれず永久に保存されるような仕組みは皆さんご存知の通り現時点でも存在しているといえます。

こうしたデータはコンテンツとして事業者にとってはIMPを稼いだり、収益の種となるような代物なのですが、これに対して検索エンジンというのはサーバー上に点在するリンクをだどってコンテンツをインデックスし、簡単なキーワードで関連する記事や文章を結果として探してくれるサービスです。しかし、ここからリンクが削除されても、前述のようなソーシャル上などにリンクなどが掲載されて流布されることで結局は存在しないことにはならないということを肝に銘じた方がいいかもしれません。

西暦2028年。ビックデータカンパニーが全てを支配するデータ箱庭社会なっている!?」でも紹介しましたが、コンテンツとしての個人情報だけでなく、履歴、買い物履歴、毎日通勤・通学している位置データなど日々様々なデータが取得され、蓄積されて、個人を特定しないという宣言の元分析されていたりします。

こうしたデータによってコントロールされるような社会がこれから15年から20年後ぐらいには到来するとも言われていますが、このお話の中では、映画ガタカのようにデータによってこの人はこの病気を保険を使って治療しても80%の確率で再発の可能性があるので今回の治療には保険は適用されないとか、性格が○○な傾向があるので運転免許がとれないとか..データに関するアルゴリズム精度が高まってゆくことで、さまざまな問題が出てくるだろうとも予測されています。

もうこなると外を裸で歩いているようなものですね。

ただ、逆に包み隠さずカラス張り化されることで差別とは別の意味で犯罪が減ったり、管理された安全な社会になるという可能性も生まれてくるかもしれません..。「例えば、子供が小さいころからそうしたことを意識することで、汚れないように成長するような事などですが..」

「悪いことをしたらGoogleにキャッシュされるよ!」と子供をなだめる時代がくる!?

現在GoogleはGoogle+やGoogleNowなどさまざまなサービスを統合してデータを取得できる環境が整いつつあるようですが、アドレス帳からフレンドリスト、そしてどのような広告をクリックして何をいつ買ったか、最近どんなページを見たりしてどんなことに興味があるのか?などなど結構な事を把握できるようになってきているようです。

またGoogleのクローラーは、洗練されたクローリングアルゴリズムなどによって、日々さまざまなでサイトのデータを効率的にクロールしキャッシュもしています。

当然どうでもいい価値のないものはキャッシュしないのですが、その前提で、近い将来、小学校や幼稚園で子供が悪いことをすると「Googleさんに記録されるから悪いことしちゃだめですよ!」なんて引き合いに出されるような時代がくるのかもしれませんね。親が子供にこのような例えでGoogleを引き合いに出してたしなめるようになるのならば、ひょっとしたら今向かっている方向はそんなに悪い方向に向かっているという訳ではないのかもしれませんね。



2014年05月19日 ネズミ1号:略称「T」
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