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Google・Amazonの空飛ぶデリバリードロンはまだ実現不可能:NASAが理由を説明

2014年09月02日 ネズミ1号:略称「T」
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engadget:空飛ぶロボット飛行機で、配達するという構想は、Amazonのプレミアサービスで話題となりましたが..ここ数日WSJの記事でも報じられたよにGoogleXプロジェクトでも配達ドロンの研究がされていると報じされました。しかし、NASAによると実際に都市の空を飛ぶことはほぼできないのではないかという皮肉な説明がされたようです。NASA曰く。。気象管制や航空管制、飛んではいけないエリアなど、アリの通り道のような複雑な航空事情からして到底ロボット飛行機を都市や住宅地の上空を飛行させることは不可能だということなのだそうです。


 

 

AmazonやGoogleの空飛ぶドローンの実用化は、事実上不可能

NASAによると上空400フィート以下(1フィート0.3mとして)120m以下を飛行するには、ATC(Air Traffic Control)航空管制システムに組み込まれる必要があるとのこと。

これは至極当たり前の事で、勝手に都市の上空を飛行することは法理上いろいろ問題があるでしょうし、航空管制という観点からは、認可がおりることは本当に敷居が高いと言えそうです。

天候、風の方向などあらゆる気象情報と、航空管制システムとの連携が不可避

NASAによると、400フィート以下の上空をロボットドロンが普通に飛行するには、航空管制システムはもちろんのこと、気象情報や気象レーダーなどの情報などとの連携も必須だとのこと。

小さなロボット飛行機などでは、ちょっとした横風で、建物にぶつかってしまう可能性もあるそうです。現在、そうしたマクロな範囲の風速や風力、気象条件をリアルタイムに通信して返せる気象管制システムは存在しないようです。AmazonもGoogleもそうした対策を練ってくるだろうとしていながらも、NASAによると、こうしたノウハウは短期に構築できるものでなく、実現するのはすぐには無理だとしています。さらに、飛行不可区域など上空にはさまざまな制約があるのだそうです。また、小型民間機(セスナやヘリコプター)、大型機の離着陸ゾーンなど含めそうした人が操縦する飛行機との管制システム連携も必要になります。そういう観点からすると、まるでアリの通りみちのような複雑な上空管制の網の目を縫って、配達ようのロボット飛行機を飛ばすというのは事実上不可能ではないかというお話です。

googledronediliveryimage.jpgAmazonやGoogleがこうしたサービスの開発を発表するのは、レピュテーション(名声)稼ぎのためと論評されていますが、冷静になって考えると。。確かにそうだと思えてしまいます。

※WSJで報じられたGoogleのドローン。オスプレイのように垂直飛行で飛び上がり、水平飛行に切り替わる優れもののようです。


工夫することで回避することも。。

過密都市圏では無理だとしても、郊外などで、配送センターの半径10kmいないぐらいであれば、センサリング技術を駆使するとこで、風速、湿度、温度などからそのエリアに特化した気象情報と管制システムセルを構築することはできるかもしれません。

ひょっとすると、Googleなどは、こうした領域における気象、航空管制をも制覇するような思惑があったりするのかもしれませんね。

NASAのNYへの記事は、ひょっとしてこうしたIT企業の行為に対する世論への牽制だったりするかもしれないと読まんでみました。



2014年09月02日 ネズミ1号:略称「T」
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