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子供のお小遣いもituneで管理する時代が来る!?アップルペイのインパクト

2014年09月24日 ネズミ1号:略称「T」
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Reuter:「アップルペイが決済業界に波紋!駆け込み参入相次ぐ」という見出しのロイター記事を見て、日本でNTTドコモなどが以前やろうとしてた仕組みとどこが違うのか?なぜこんな見出しをつけてまで騒ぐのか、エピソードを踏まえつつ考えてみました。
アップルペイの強みは、どうやらiTuneストアの口座に対し、クレジットカードやデビットカード決済を行っている8億人ものアップルユーザーがいるということに尽きるようですが、その昔ドコモでも、通話代から引き落とせるという触れ込みで、キャリア決済がコンテンツ領域については、一世を風靡しました。しかし、リアルな店舗などでは、お財布ケータイ・電子マネーといったネーミングとは裏腹にその仕組みの複雑さゆえ、事実上の撤退を余儀なくされたという過去があるのも事実です。


 

 

日本のキャリアがやろうとしたこととどこが違うのか?

個人的には、一言でいえば、時代が早すぎた。。という点につきるように思います。ドコモなどでは、当時夏野氏が、将来的には、金融業だ!カードのイシュアラーとアクワイヤラー2つのやりながらという触れ込みのもと三井住友とタッグを組んではじめたお財布ケータイ。しかし、店頭に設置しなければならないRFIDのリーダー・ライターはなかなか普及せず、お店でほこりを被ることになったのです。

当時を思い起こせば、ケータイでの決済は、どちらかというと、コンテンツの小学課金がベース。店頭でつかうとしたら、キャンペーンでedyがチャージできたときなど、特殊なケースが多かったと思います。おまけに専用のJavaアプリをダウンロードして、登録しなければならなず、一般人には登録の仕方などが複雑で、これが普及を阻害する一番の原因になってきたと言えるでしょう。

当時のキャリア決済というと、UID、端末専用のIDをベースとした認証のいらないブラウザベースのコンテンツ決済が主流でした。

一方店頭決済端末との連動は、ケータイに内臓されたネイティブアプリであるJavaアプリを利用しないとリーダー・ライター、ケータイ内臓RFID(当時はEDYのようなヤツ)とネットワークといった3者間通信ができず、リアル店舗での決済の使いがっては、非常にダメダメだったように思います。

スマホは持った時点で決済サービスに必要な環境がすべてそろっている。

日本のキャリアと違い、アップルやGoogleがすごいことは、はじめからネイティブアプリを中心としたマーケットプレイしを構築してきた点にあります。日本のケータイインターネットがキャリアのプロクシ内で展開されるセキュアでコンパクトなコンセプトだったため、どうしてもブラウザベースのサービスがプラットフォームのベースとなっていました、しかし、スマートフォンは、オープンなインターネットをそのままケータイ端末にもってきた点が違いいます。オープンなインターネットは、パソコンで閲覧するインターネットと基本的に同じということです。WiFiなども活用でき、リッチなコンテンツも視聴できたり、ケータイ時代には、フルブラウザというサービスでしか見れなかったインターネットコンテンツが誰でも普通に見れるようになったという点が大きいです。

そうしたオープンなネットワークと触れ込みとは別に、ブラウザとは違ったネイティブアプリというプラットフォームを気付き上げてきた事が今アップルペイにおける革命的なインパクトの予感を誰もが感じている点だと言えます。

TGSも先週おわりましたが、今やコンソールゲームよりも、アプリゲームが売れている時代。ソニーなどもプレイステーションをネットワークしましたが、キャリアとの契約等やはり複雑すぎて普及しませんでした。その点スマホは、ネットワークにつながっている、アプリケーションをダウンロードするマーケットプレイスが消費者に浸透している、アプリケーションやコンテンツ、ECを実施するための決済情報や信用情報がすでに数億母体ベースで登録されている。という点でケータイ端末を決済端末として活用できる環境が実はスマホを持つ時点ですべて整っているわけです。

利用者はスマホを購入し、便利で話題なサービスを利用しようとおもったら、ストアでアプリをダウンロードしなければなりません。そのために、事前にアップルIDやGoogle+IDを登録する訳です。その際に決済するための情報は必須。

クレジットカードでしたら、18歳未満は持てないが、ストアIDなら子供でもリアルで決済が可能に

従来のキャリアサービスでも18歳未満は、親名義の携帯で決済するということが一般的でしたが、先にお話したように、今後スマホが決済端末として本格的に普及するようになると、18歳未満の未成年や子供向にウォレット機能のようなサービスが展開されるかもしれません。親は、子供のお小遣いをもはや現金で渡すのではなく、ituneウォレットやGoogleウォレットに毎月のお小遣いをチャージしてやり、子供が何を買ったか?こいうものを買おうとしたらNGを出すなどそんなサービスが出現するかもしれませんね。

今教育産業も、電子化し、書籍やテキストやドリルまでアプリ化する時代。コンビニやファーストフードなども当然対応してくるでしょうから、子供のituneウォレットにおこずかいをクレカからチャージするというのは理に適っています。

アップルペイが起こすかもしれないインパクトとは、こうした今までクレジットカードが持てなかった若年層が本格的に電子決済を担う土壌を構築できる可能性があるということなのかもしれません。

もっというと、今後、スマホなんかもっていなくとも、子供のためのスマートバンドとか、ウェアラブル時計なんかにお小遣いがチャージできるようになるかもしれません。またそうしたアイテムは、子供達がこぞってお父さん、お母さんにおねだりする商品となる可能性も大です。

クレジットカード会社が、トランザクション量を増やすべく、我先にと、アップルと提携合戦するのが分かる気がします。



2014年09月24日 ネズミ1号:略称「T」
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