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FOMC量的緩和縮小へ。最後の買い手バトンタッチはもしかして日本!?

2013年12月19日 ネズミ1号:略称「T」
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Reuter:12/19FOMC会合後、声明が発表され、米量的緩和が実質縮小される方向でまとまったようです。現在毎月800億ドルもの資産購入をしていたFRBですが、これは700億円まで縮小するそうです。具体的には、米国長期債権450億ドルを400億ドル、モーゲージ債 400億ドルを350億ドルへという内訳です。
バーナンキ議長は「今回の決定は引き締めではない」と強調している通り、今後FMOC会合のたびに景況指標を判断し、資産購入額を減らして行く流れになるとそうです。来年一杯かけて量的緩和を終了させるストーリーを描いているようですが、米国FRBの出口戦略について、イエレンシへ印籠を与える前の年内にバーナンキさんの元縮小方向への決定がなされましたがここ数週間の動向を整理してみると..綿密な準備がなされ、環境が整備されてきたのかもしれませんね。


 

 

最後の買い手FRBが出口戦略を決定・次の買い手へのバトンタッチは!?

中央銀行は、最後の買い手と言われていましたが、次ぐにバトンを引き受けるのはもしかしたら日本かもしれません。
これはあくまでも喩え話ではありすが、ここ数週間のニュースなどの動きを見てみて妄想してみました。

アベノミクスによる日銀の異次元緩和

  • 日本国債をベースに資産購入
  • 円安、株価上昇といったバブル演出

動き出す年金資金

  • 団塊世代年金受給開始・滞納者強制徴収
  • 年金資金運用ルールの緩和→米国債権の引受?

米国量的緩和縮小のお膳立て

  • エネルギー輸入依存減少見通し、省エネ進行見通し
  • 住宅プチバブル(新型のモーゲージが人気に) -住宅価格20%程度上昇

FOMC会合前に放送された12/19放映BS1NHKワールドニュースより

経済を牽引する住宅はもはや投機対象として復活!?・一般住宅購入者は購入できなくなっている。

大 学講師をするAさんは、1年半前から予算5000万円で住宅購入を考えていたそうですが、いい物件は投資筋に買われているため、予算6500万円して探し ているが購入できそうないい物件が見当たらない。「物件が投機対象となってしまって本当に家が欲しい人が購入しにくくなっている。品薄感が出ている」そう です。
 
FOMC会合前公聴会でイエレン氏は、住宅価格がバブルを帯びた加熱的な価格である立証証拠はまだ見当たらないと証言
 
一方で投機筋の関係者は、ソブリン購入額の縮小のみで、ローン債券購入が減らなければマーケットは加熱継続という見方を語っていました。

1219発表のFOMOC声明概要

<事実上の量的緩和出口宣言>
 米国長期債権 450->400億ドル
 エージェンシー発行モーゲージ債(MBS) 400ー>350億ドル
へ購入額を縮小する

景況感の認識・根拠
 経済活動は穏やかに拡大している

  • 失業率は低下したが高止まり
  • 家計支出と企業設備投資は伸びたが、住宅部門はやや減速
  • 財政政策は経済成長を抑制しているが、その度合は小さくなっている
  • インフレ率は長期的な目標は下回っているが、長期的インフレ期待は安定的にとどまる

今後

「インフレ率が長期的な目標へ向かって戻るようであれば、今後試算購入額を徐々に減らして行く」という感じでしょうか?
年内にこのような発表がなされましたので、来年の動きが慌ただしくなりそうですね。  



2013年12月19日 ネズミ1号:略称「T」
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