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ギリシャ問題の本質について:実際はどういう状況なのかちょっと想像してみました

2015年07月01日 ネズミ1号:略称「T」
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金の果実:ソブリン危機とギリシャを端に騒がれていた欧州危機も久しい感じがしますが、ここに来てIMFの返済期限到来の件と7月20日のECBが保有する国債の償還期限をまじかにして、いろいろな憶測がされているようなので、ギリシャがデフォルトした場合、誰が困って、どんなことがおきそうかいくつかの記事を読みながらちょっと考えてみました。


 

 

IMFが騒いでいる6/30日返済期限到来の債務の返済ができない

IMFからの融資額償還は国債の返済ではない。ようです。これは単にIMFの融資の返済を踏み倒してしまうということで、これをすると今後、新たな融資をIMFから受けられなくなるというだけのようです。でsからギリシャがデフォルトという訳にはならない。

一方ECBが抱えるギリシャ国債35億ユーロの償還到来が7/20にあるそうですが、これが償還されないといよいよギリシャ国債デフォルトになるというのが世間一般の認識なのだそうです。

ただ、数年前に騒がれた、ギリシャ発のソブリン危機!と言われた当時とは、今のギリシャ危機の状況は変わってきているようです。それは、ギリシャ国債の保有が民間銀行からECBなどの公的機関によろ保有されるようになったという事なのだそうですが、そういうことで、ギリシャ国債がデフォルトしても。。

  • ギリシャ国債を保有する欧州金融機関のバランスシートが痛むことがなくなる
  • 欧州の金融う機関から新興国への信金供給がとまることはひとまずない

ということが言えそうですが、(民間銀行、投資家への債務不履行でなければ正式にデフォルトとは認定されずという格付け機関の解釈もあるとのことですが)ECBが保有するギリシャ国債の大半が償還されなければ、ECBからの民間銀鉱へのELA(緊急流動性支援)が停止される可能性が高くなるかもと言われているようです。そうなると、結局のところ、銀行窓口で取り付け騒ぎが起き超がつく資本規制が導入される事態になるかもしれないそうです。資本規制と聞いて真っ先に思い出すのが金融機関のバランスシートですね。このあたりは、ギリシャ国名の金融機関のみのお話か、欧州各国の金融機関にも併用されるお話かによって、金融危機の度合いが変わってくるように思いますが、いろいろな記事を読む限り、ギリシャ国内のみというニュアンスが多いように思います。ECBが不良債権リスクの高いギリシャ国債を民間金融機関から引き受けたという見方が妥当かもしれませんね。

次のシナリオとしては、ギリシャのユーロ離脱

現行のEU体制ににはユーロ参加国が離脱する事態は想定されていないそうです。よってユーザー参加の19か国がギリシャのユーロ離脱に合意すれば正式に議論の対象となるそうですが、これにも各国のさまざまな思惑が渦巻きそうみたいです。ECBはユーロを発行する中央銀行みたいなものなので、まぁギリシャ国債を引き受けて、ELA(緊急流動性)というなの元にお金を刷りまくって、ギリシャ国内の金融機関でちゃんと銀行決済が行えるように措置をめぐらしているでしょうが、そもそもそのギリシャ国債が償還できない(担保価値がない)ということになると、それを根拠にお札を刷りまくっているユーロはいずれ暴落してしまう羽目になるかもしれません。そこで、どかかで蹴りを付ける必要がありますが、そのエグジットの一つがギリシャのユーロ離脱ということなのかもしれません。昔のどドラクマとかに戻して、1ユーロ、0.1ドラクマぐらいに切り下げた体系にすることで、ユーロの価値を維持するみたいな感じでしょうか。


仮にユー ロ離脱となった場合、ギリシャの新通貨導入となると思いますが、三菱信託の「金の果実」にあるようにドラクマにせよ、その他別の新しい通貨にせよ、ユーロ換算の新紙幣の価値は数分の一ちかく に落ち込むことも考えられますし、ましてや大量のお札を刷って、それを配るという間、銀行からは預金のユーロを引き出せないような事態が続くわけです。

その間に、多くのギリシャ人が他の欧州諸国へ避難民として流浪する事態も予想されているようで、各国の足並みがなかなか揃うことができない感じでもあるみたいです。

つまり簡単にいうと、ギリシャ国債をデフォルトさせるのはさせるでいいが、それにより混乱し、ギリシャという国が機能しなくなることで、周辺諸国で迷惑こう むる自体は避けたい。。。デフォルトしてもいいが、ギリシャのユーロ離脱に関しては、欧州各国の立場によりさまざまな立場があるのでなかなか決められない でいるということのようです。

金融機関への影響はあるの?

現在ECBはギリシャ国内金融機関で取り付け騒ぎを回 避すべく緊急流動性措置(ELA)継続しているようですが、これがなくなるとギリシャの人々は銀行からユーロを現金で引き出すことができなくなったり、ギ リシャ国内外のユーロ建ての銀行間取引ができなくなる可能性が高くなりそうですが、数年モノ
間デフォルトの危機に瀕していたギリシャ国内の民間金融機関が混乱するも、国際経済的には既に織り込み済みということかもしれません。

い ずれにしても、デフォルト先延ばし(問題再起送り)もありですし、デフォルトし、ユーロ離脱という可能性もあり。混乱は欧州圏内に留まるという目測ができ そうですが、ギリシャ国内の金融機関の流動性がとまることにより仮に欧州の銀行間取引に支障をきたす事態が起きた場合、ひょんなことから株価や為替相場が 乱高下するみたいなことが起こるかもしれないという雰囲気が煽られているような気がいしているのですが、気のせいでしょうか?



2015年07月01日 ネズミ1号:略称「T」
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